
Webライターが使っているツールってなにがあるの?
無料で使えるツールが知りたい
Webライターやブログで記事を書くとき、文字修正や言葉の重複など、自分で見直してもチェックがもれてしまうことはありませんか。
特にWebライターの記事は、仕事上での信用に関わるため、誤字脱字のチェックもれはしたくない。
そこで使えるのがチェックツールです。有料でさまざまな機能が備わっているものもありますが、ここでは、無料ですぐに使えるツールを紹介します。
この記事でわかる事は以下の通り。
- Webライティングで使える無料ツールがわかる
- Webライターには必須の文章校正ツールを使える
私は子どもの頃から誤字脱字の多い人間です(今も)。ケアレスミスを頻発して、テストの点数を落としていました。
社会人になってからも、自分では一生懸命チェックしてるつもりでも、誤字脱字がいっこうになくなりませんでした。大人なのに、いろんな人に怒られ続けていました。
そんな私でも、今は便利な文章校正ツールがあるため、Webライターとしてもやっていけてます。

間違いなく文章校正ツール依存症です
Webライティングのツールを使うメリット
ツールを使うことで、間違いなく時間短縮ができます。
Webライターの仕事で収入を得るためには、記事を書く本数を増やしていくことが大切です。そのためには効率よく執筆をこなす必要があり、できるだけ手間を省いていきたいですよね。
パソコン上で書いた長い文章の校正や文字カウント、コピペチェックは、専用のツールを使わないとできません。ツールを必ず使うよう、クライアントからの指示されることも、よくあります。
これから紹介するツールをすべてブックマークして、すぐに使えるようにしておけば、効率よく執筆を進められますよ。
文章校正をしたい

私は誤字脱字のチェックが苦手なため、これから紹介する3つのツールを併用しています。
どれも使い方は簡単で、校正したい文章を所定のボックスにコピペするだけで、校正指示が表示されます。
チェック項目にそれぞれ特徴があるため、併用して使うことをおすすめします。自分のチェックだけだと気づけない、日本語の誤りのほとんどを修正できて大変便利です。
チェックが終わったら、もう一度、記事を読み直しましょう。これらのツールは、文字の文法的なチェックだけしかしてくれません。
文章として意味が通っているか、読んでいて言葉選びに違和感がないかは、自分で読みながらチェックしましょう。
Enno
Ennoは誤字脱字、変換ミス、文字化け、スペースミス、句読点エラーなど、日本語のあからさまな間違いをチェックしてくれる無料ツールです。
文法的な間違いと誤字脱字の間違いを色分けで示してくれ、カーソルを合わせるとその場で修正の解説が見られるようになっています。
例えば、格助詞「が」「の」「を」「に」などの重複、「ってます」など口語体なども指摘してくれます。
オンライン文章校正支援サービスPRUV(プルーブ)
PRUVは登録してログインすれば、2万字の校正チェックができます。
熟語や外来語、慣用句の誤字チェックや、ら抜き・い抜き言葉などのチェック、二重敬語や二重否定も指摘してくれるため、見落としを防げます。
PRUVには有料版もあり、月額550円で5万字の校正チェック、表記ゆれや文体チェックなどのさまざまな追加サービスを利用できます。
so-zou(テキスト処理ツール)
so-zouも誤字脱字や表外文字、助詞不足、冗長表現、略語などをチェックしてくれます。
1万字まで一度にチェックできるため、Webライター案件によくある5,000字以上の記事でも、時間をかけずにチェックできてとっても便利。
私は修正した後の文章も再度コピペして、すべて修正できているかもチェックしています。
コピペチェックをしたい
CopyContentDetector
Webライターとして執筆する記事は、多くのサイトを調べ、参考にしながら作成しています。
自覚がなくても、参考サイトと同じ表現を使っている可能性があるため、コピペチェックは必ず行いましょう。
CopyContentDetectorは多くのクライアントからも使うように指示のあるツールです。
無料プランの場合、一度にチェックできる文章量は4,000字までです。文字制限があることに注意してください。
有料プランであれば8,000文字まで、一度にチェックできます。
- 類似度:Web上に似ている文章がないかチェック
- 一致度:単純に文章の一致がないかチェック
- テキスト類似度:いままでコピペチェックした文章と比較
これらの項目を「コピーの疑い」「要注意」「良好」で判定されます。
写真を選ぶ

Webライターの案件では、画像選定することが含まれている仕事も多くあります。
ここではフリー素材の写真が探せるサイトを紹介します。
O-DAN
O-DANは無料で商用利用できる海外サイトの画像を、日本語検索で探せるサイトです。
対応している海外サイトは40以上で、大量の画像の中から検索・ダウンロードできるため、おしゃれな画像が簡単に手に入ります。
私はO-DANに登録されている海外サイトのいくつかを知っていましたが、英語でしか検索できず不便を感じていました。

O-DANでは日本語でカンタンに検索できて便利!
ニュアンスが難しいシチュエーションの画像を検索するときは、英語翻訳してから検索すると、ピッタリのものが出てくることもありますよ。
写真AC・イラストAC
写真AC・イラストACは無料でダウンロードができる著作権フリー素材のサイトです。
おしゃれな写真が多いO-DANとは違って、日本人にとって身近なイメージの写真が多く登録されており、親近感のある写真やイラストを探せます。
写真の加工もできるため、さまざまなシチュエーションに使える写真を選べます。
無料会員の場合は検索回数の制限もあるため、何度も検索すむようにキーワードを絞っておきましょう。
構成をつくる
Webライターの案件の中には、構成案から作成を依頼されるものも多くあります。ただしWebディレクターのように、構成の詳細を記した表組の提出は求められません。
それでも、SEOに配慮した構成のつくり方を知っておくと、記事を読まれる確率が上がり、クライアントの満足度が高まるでしょう。
ここで紹介するのは、キーワードを使って構成案をつくる際に、知っておくと便利なツール2つを紹介します。
ラッコキーワード
ラッコキーワードはキーワードをリサーチできる、便利なツールです。
無料プランで利用できることは限られていますが、初心者Webライターには十分な機能が備わっています。
- サジェストキーワド
- 周辺語・連想語
- 類語・同義語
- 見出し抽出(上位20サイト)
- 共起語(上位20サイト)
見出し抽出機能を使って、上位表示のサイトの見出しを一覧で見られるため、構成の見出しづくりのヒントを短時間で検出できます。

「CSVダウンロード」のボタンを押すと、タイトルと見出しすべてを表組としてダウンロードできるため、読者が求めている構成のヒントを探すのに大変役立ちます。
共起語はキーワードと関連性の高い単語群のことです。共起語を見ると読者がどのような情報を探しているのかが、より明確にわかります。
記事の構成を考えるとき、共起語に出てくる単語も大切なヒントです。

Googleキーワードプランナー
Googleキーワードプランナーは、キーワードから月間検索のボリュームがわかるツールです。
Google広告のアカウントに登録して使うため、最初は手間がかかります。しかし、キーワードから競合サイトの多さなどを調べられる機能は、Webライターの構成作成には必須といえるでしょう。
私はキーワードプランナーを使うとき、ラッコツールからメインキーワードや関連キーワードを抽出してコピペしています。

「全キーワードコピー」をクリックすると、このページのキーワードを抽出できます。

キーワードプランナーにコピペして検索すると、関連キーワードごとに検索ボリュームを見ることができます。これらを見ながら、記事の構成案を作成していきます。
文字数をカウントしたい

Webライターの案件では、依頼される条件の中に文字数の指定があります。
プロジェクト案件についてはそれほど厳密ではありませんが、指定の文字数より少ないもの、あまりにも多すぎるものは提出しないようにしましょう。
ここでは、文字数を簡単に検出できるツールを紹介します。
Googleドキュメント
記事を書くためのテキストエディタはいろいろありますが、Googleドキュメントを指定するクライアントも多いため、多くのWebライターが使っているアプリです。
文字カウントは、ドキュメントを開いた上部にある「ツール」をタップすると「文字カウント」の項目が出てきます。
「入力中に文字数を表示」にチェックを入れておくと、記事作成中にもすぐに確認できて便利ですよ。
ワードプレスの文字カウント
Webライターの案件では、ワードプレスに直接記事を書く依頼もあります。
ワードプレス内での文字カウントの確認方法ですが、上部の「i」マークをタップすると全体の文字数などが表示されます。


ただし、一文が何文字かなどを調べたい場合には、chrome拡張機能など別の文字カウントツールが必要です。
chrome拡張機能(かんたん文字数カウント)
chrome拡張機能の文字カウント機能は簡単に設定できるため、できれば今すぐにでも設定しておきましょう。
「chrome拡張機能 文字数カウント」などで検索すると、一番上にページが表示されるので、拡張機能ページを開きましょう。
「Chromeに追加」をクリックすれば、すぐに機能が追加されます。


ワードプレス内の、文字数を知りたい部分を指定してマウスを右クリックすると、「選択下でキスとの文字数をカウント」が表示されます。クリックすれば文字数が表示されます。

初心者Webライターこそ無料ツールを使おう
ここまで、Webライティングで使える便利な無料ツールのメリットと種類を紹介しました。
Webライターを始めたばかりの頃は、記事を書くだけでも切羽詰まってしまうため、それ以外の作業はできるだけ簡略化していきましょう。
特に誤字脱字などの文章校正は、クライアントとの信頼関係に関わることなので、丁寧に行ってください。ツールを使用した後に再度読み直して、記事として読みやすいかを確認します。
きちんとした記事を提出していけば、クライアントから評価され、仕事が継続しやすくなります。すると収入が安定してくるため、記事を書き続ける不安やプレッシャーから、徐々に解放されていきますよ。
初心者Webライターこそ無料ツールをしっかり使って、良質な記事を提出していきましょう。
【Webライター初心者向け】文章を学ぶための教科書があります
Webライターを始めたら「早く書くスキル」を身につけておくとお得です。
Webライターをはじめたばかりの人の多くは、獲得できる仕事の単価が低くなります。ということは、たくさんの記事を書かないと、まとまった収入を得られません。
さらに、わかりやすい文章を書けると、単価の高い仕事を受注できます。
でも、
- どうやって勉強したらいいかわからない
- 書籍やブログの無料情報を見てもよくわからない
という方もいらっしゃるでしょう。
そんな方におすすめの教材を詳しく解説しています。ぜひご覧ください!