
Webライターに興味があるけど、わたしにもできる?
Webライターに向き不向きはある?
Webライターを始める前に、このような疑問をもつ人もいるのではないでしょうか。
Webライター向いていないのに始めてしまって、後悔したり、時間を無駄にしたりしちゃうかも……なんて思っていませんか?
そこでこの記事では、Webライターに向いている人の特徴を、初心者編と中級者編に分けて解説していきます。
この記事でわかる事は以下の通り。
- Webライターに向いている人がわかる
- 初心者Webライターに必要なスキルがわかる
私自身は、Webライターになるまで長文を書く経験はありませんでした。
過去を振り返っても……卒論以来かも……というくらい。
これまでの仕事では、プレゼン資料やパンフレットの説明書きを書く程度で、ページあたり500文字も書いてないな〜という感じでした。
それでもWebライターを始められたのは、図らずも初心者編の特徴を持っていたから。
あとミステリー小説好きってことですかね。文字を読むのには抵抗がないという、フンワリとした動機でWebライターの道に入りました。
書き続ける生活を体験してみて、たしかにWebライターを続けるには、向き不向きがあると実感しています。

どんな仕事でも向き不向きってありますよね
向いてないとキツく感じることもあるかもな〜
自分がどのくらい当てはまるか、チェックしてみてくださいね。
Webライターに向いてる人の特徴9選

初心者としてWebライターを始める場合に、自分が向いているかを知っておくと不安がなくなりますよね。
Webライターとして向いている人、継続して働いていける人を9つのタイプで紹介します。
これらすべてに当てはまらなくても仕事はできますが、当てはまる項目が多ければより向いているといえるでしょう。
- 文章を書くことに抵抗がない人
- 調べ続けることに抵抗がない人
- ひとりで黙々と作業ができる人
- 細かい作業ができる人
- スケジュール管理ができる人
- コミュニケーション力がある人
- 情報を伝えることに意義を感じる人
- 小さなチャレンジができる人
- 人生経験が豊富な人
1.文章を書くことに抵抗がない人
Webライターの仕事は、クラウドソーシングで請け負うタスク案件でも500文字程度、プロジェクト案件だと一つのテーマに対して3,000〜1万文字を書いていきます。
実際に書いてみると、始めた当初は3,000文字書くのも「長い〜!」と感じます。
ただし、いずれ慣れていくため心配しなくても大丈夫。
自分が書けるタイプなのかを見極めるには、ブログやレポートを書いてみることです。
自分の好きなこと、趣味などについて3,000文字を書ければ、Webライターとして書き続けられるか分かるでしょう。
2.調べ続けることに抵抗がない人
Webライターの仕事の半分は、調べることといってもいいでしょう。
知っているジャンルだったとしても、クライアントから指示されるキーワードやテーマに沿った内容を書くとなると、知らないことや説明できないことがでてくるでしょう。
文章だけで物事を説明したり紹介したりするのは、話すこととも違い、しっかりとリサーチしないとできません。
普段からネット検索や調べものをよくしているのであれば、問題なくWebライターができるでしょう。
3.ひとりで黙々と作業ができる人
Webライターは在宅ワークでする人もいますし、企業に勤めている人もいますが、ほとんどひとりで作業します。
情報収集、執筆、修正作業の繰り返しを、ひとりで黙々と続けられるかがポイントです。
どうしたら読者を満足させられるか、Googleに上位表示させるにはどうしたらいいかなど、誰かに相談することもありますが、基本的にひとりで考えて作業します。
コツコツと作業を進められる人はWebライターに向いています。
4.細かい作業ができる人
文章の校正チェックや、クライアントからの修正依頼など、細かい作業が多くあります。
指示された内容が反映できているか、正しい日本語を使えているかなど、毎回自分で書いた記事を自分でチェックする必要があります。
何度も同じところをミスすると能力を評価されず、クライアントから継続的に仕事を発注してもらえません。
誤字脱字やクライアントからの指示をしっかりチェックできるのも、Webライターのスキルのひとつです。

私はもともと苦手なほうです
だから校正ツールがないとツライです〜
5.スケジュール管理ができる人
依頼される案件数が増えてくると、スケジュール管理能力が必要です。
Webライターは、クライアントから提示された納期は必ず守らなくてはなりません。
納期に間に合わせるために、自分の執筆スピードを計算し、調べる時間と執筆する時間や日程を決めていきます。
いくつもの案件がある場合は、パズルのように日程を組む必要が出てきます。
そして決めた日程にそって、作業を進めていかなければなりません。できない場合は再度スケジュールを調整して、納期に間に合わせます。
そうした積み重ねができる人は、Webライターに向いているでしょう。
6.コミュニケーション力がある人
在宅でWebライターをしていても、クライアントと連絡を取り合う機会は多くあります。
連絡方法は主にメールやチャットなどですが、クライアントの要望でオンラインミーティングなどで顔を見せることもあります。

人と関わらなくてもいい仕事と思って始めた人は
けっこうギャップを感じるかもしれないですね
Webライターからの返信スピードやテキストコミュニケーション能力で評価するクライアントも多く、執筆する能力と同じくらい必要なスキルでしょう。
顔を知らないクライアントであっても、相手の立場を想像しながらコミュニケーションが取れる人は、Webライターに向いているといえるでしょう。
7.情報を伝えることに意義を感じる人
Webライターの仕事は、文章の力で読者の悩みの解決や、知りたい情報を提供することです。
読者を想像せずに、ただ指示されたことを調べて書くだけの記事は、ひとりよがりで読みづらくなります。
クライアントに満足してもらうこと、そして記事を読む人に向けて文章を書く情熱や意義を感じられると、忙しくてもやりがいを感じられるでしょう。
Webライターを続けていくためには、情報を伝えたい、読者の役に立ちたいというマインドを持つことも必要でしょう。
8.小さなチャレンジができる人
Webライターを始めたばかりの頃は特に、クラウドソーシングで新しい案件に応募し続けることになるでしょう。
案件を獲得するために、応募するジャンルも幅広くせざるをえなくなります。応募したけれど実際に書けるのか、心配になることもあります。
それでも果敢にチャレンジし続けないと、案件は受注できません。数多く応募すれば、それだけ受注できる確率があります。
その一歩を何度も繰り返せる人は、案件を獲得し続けられるでしょう。
9.人生経験が豊富な人
Webライターをしてみて実感したのは、執筆に自分の経験がかなり役に立つということです。
これまでの人生の中で、自分や周りの人たちが悩んできたことを数多く知っているからです。
Web記事は読者の悩みを解決するもののため、まずは読者がどのような悩みを持っているのかを想像できなければなりません。
クライアントから指示されたキーワードやテーマから顕在ニーズと潜在ニーズを読み取るときに、人生経験が活かせます。
さらにクラウドソーシングに応募する案件を選ぶ際に、転職や住宅購入、電子機器の取り扱いで困った経験、子育て経験など、大きな出来事から小さな悩みまで、今までの経験に近いジャンルに応募できます。
そのため人生経験豊富な年代こそが、Webライターに向いているといえるでしょう。
Webライターでさらに高収入を得る人の特徴

ここではWebライターとして、会社員並みの高収入を得たいと考える人に必要なスキルや特徴を、7つ紹介します。
- 営業力がある人
- 向上心がある人
- Webライティングスキルが高い人
- 論理的思考が得意な人
- 1日5,000文字を毎日書ける人
- Webマーケティングに興味がある人
- SEOスキルがある人
1.営業力がある人
Webライターで会社員並みの収入を得るためには、クラウドソーシングでの案件だけでなく、直契約で高単価案件を獲得していきます。
クライアントに自分から連絡を取って執筆できることをアピールしたり、自分のポートフォリオを戦略的に使いながら依頼してくれるクライアントを探したりなど、営業力をきたえなければなりません。
さらに報酬に関する交渉や、請求書などの管理など、仕事に関わることをすべて自分で行える能力が必要です。
Webライターで収入アップするためには、営業力は欠かせない能力です。
2.向上心がある人
Webライターとしてスキルアップするためには、自分で勉強し続けなければなりません。
特に在宅ワークだと人との関わりや刺激が少ないため、「今のままでいいや」という気持ちになりがちです。
高収入を得るためには、相応のライティング能力が問われるため、レベルの高い執筆能力を獲得しなければなりません。
現状に甘えることなく向上心を持ち続けられる人は、高収入を得られるでしょう。
3.Webライティングスキルが高い人
当たり前ですが、Webライティングスキルの高い人は高収入を獲得できます。
「Webライティングスキルの高い」とは、日本語の正しい使い方を熟知し、読者にとってわかりやすい読みやすい文章が書ける能力のことです。
高いライティングスキルがあれば、まったく知らないジャンルの案件でもこなせるでしょう。
Webライティングは、学校などで学んできた紙媒体で使われる文章術とは少し異なります。
Webライティングを学ぶには専用の教科書があると早く上達しますよ。
4.論理的思考が得意な人
Webライターが書く記事で大切なことは、読者にとってわかりやすい文章であることです。
ネット検索などで必要な情報を求めている読者は、早く結論を知りたがっています。
さらに信頼できる記事なのか、内容に納得できるかを短時間で見極めるのが特徴です。
そのため、Webライターは論理的思考で記事を書くことが重要です。
そこで論理的に内容を伝えるテクニックとして、さまざまな構成を知っておくことが必要でしょう。
下の記事で代表的な構成パターンについて解説しています。参考にしてみてください。

私もまだまだできてなくて、クライアントからよく指摘されてる
もっと勉強しなきゃ〜
5.1日5,000文字を毎日書ける人
Webライターが会社員並みの収入を得るためには、ある程度の案件量が必要です。
例えば、文字単価2円で5,000文字を受注した場合、1日1記事書いて10,000円の日給、月20日間で20万円の収入と計算できます。
このような収入を得るためには、5,000文字を書き続ける能力と、毎日執筆できるだけの案件を獲得する能力が求められます。
そのためには、書くスピードを上げる、文字単価の高い案件を獲得する、継続案件を増やすなどの対策していきましょう。
6.Webマーケティングに興味がある人
Webライターとして高収入を得るには、執筆する内容をレベルアップさせることで、高単価案件を獲得する方法もあります。
Webマーケティングを学び、自分の書いた記事によって集客ができるか、掲載サイトへの集客にどう貢献できるかを考えながら執筆ができるライターになれると、クライアントからの評価も高まります。
Webマーケティングのスキルを獲得することで、Webディレクターを目指すこともでき、さまざまなチャンスが広がるでしょう。
7.SEOスキルがある人
Webライターとして高収入を得る方法で最もポピュラーなのが、SEOスキルをアピールすることです。
執筆した記事がGoogle検索で上位表示されると、多くのクライアントから高評価を獲得できます。
特にSEOは商品やサービスの売上にも関わるため、企業はSEOの実績を多く持つWebライターを重要視します。
SEOスキルを身につけて、企業に選ばれるWebライターになりましょう。
Webライターは誰でも始められる仕事です
初心者編で紹介した特徴は、多くの人が当てはまったのではないでしょうか。Webライターを始めるのに特別なスキルは必要ないのです。
それにWebライターの仕事で身につけたさまざまなスキルは、どんな仕事にも役に立つものばかりです。他の仕事を選択することになっても面接でアピールできるでしょう。
Webライターの仕事に興味があるなら、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
【Webライター初心者向け】文章を学ぶための教科書があります
Webライターを始めたら「早く書くスキル」を身につけておくとお得です。
Webライターをはじめたばかりの人の多くは、獲得できる仕事の単価が低くなります。ということは、たくさんの記事を書かないと、まとまった収入を得られません。
さらに、わかりやすい文章を書けると、単価の高い仕事を受注できます。
でも、
- どうやって勉強したらいいかわからない
- 書籍やブログの無料情報を見てもよくわからない
という方もいらっしゃるでしょう。
そんな方におすすめの教材を詳しく解説しています。ぜひご覧ください!