
主婦で未経験でもWebライターになれるの?
主婦Webライターはどんな1日を送っているの?
パートの仕事を探している主婦が、在学ワークのことを考えはじめたけど……。
在宅ワークの中でもWebライターに興味があっても、なんとなくイメージできないことってこともあるかなと思います。
自宅で業務をこなすリモートワークが未経験なら、なおさらでしょう。
そこで、この記事では私のリアルな日常生活のある1日などを紹介します。
この記事でわかる事は以下の通り。
- 主婦で未経験からWebライターになった実体験を知る
- 主婦Webライターの1日・1カ月の生活イメージができる
この記事で紹介するのは、私が個人事業主の主婦Webライターとして活動し始めて、8カ月目のリアルな生活の実録です。
私の労働時間は平日1日6時間で、土日は基本的にしっかり休んでいます。睡眠時間や休憩時間をちゃんと取らないと子育てに影響すると思っているので、そんなに無理はしていません。
在宅ワークを考えていて、扶養内収入を得たいと思われる方にとってイメージしやすいよう、リアルな生活を紹介します。
主婦Webライターのある1日

これは私の平日のスケジュールで、構成や執筆量は日々変わります。それ以外の家族との生活に関しては、子どもが3歳になった頃からほとんど変わりません。
だいたいの時刻 | タスク |
---|---|
4〜5時 | 起床・ブログ作業 |
7時 | 家族起床・朝食・洗濯・軽く掃除 |
8時30分 | 保育園へ子どもを送る |
9時 | 仕事開始・構成2本作成 |
12時 | 録画したドラマ見ながら昼食 |
13時 | 執筆1本 |
16時 | 仕事終了・保育園に迎えにいく |
16時30分 | 公園や買い物 |
17時 | 夕食準備・夕食 |
19時 | 子どもとお風呂 |
20時 | 子どもと遊ぶ・片付け・夫帰宅 |
21時30分 | 寝室で絵本3冊を読む |
22時 | 就寝 |
ただし、依頼案件が多くなった場合は、朝のブログ時間を執筆に当てています。
主婦Webライターのある1カ月の状況
ここでは、Webライター8カ月目である私の、リアルな1カ月の仕事量などを紹介します。Webライター初期段階からは少し変わってきてはいますが、まだまだクラウドソーシングの案件がほとんどを占めています。
Webライター8カ月目の引き受けた仕事の数・内容
私が引き受けた、2022年12月の案件数を紹介します。ここ3カ月の案件数は、全体量として同じくらいです。

他のWebライターと比較できていないため、多いのか少ないのかは正直わかりません。
あくまでも参考としてご覧ください。
収入は10万円程度で、扶養内で収入を得ています。
- 執筆本数(納品ベース):14本(全て構成作成あり)
- 校閲本数:9本
- リライト本数:4本
最初の2カ月はお小遣い程度の収入
ではWebライターを始めたばかりの頃を比較してみましょう。これは2022年5月の案件数です。
収入は1カ月で2万円弱でした。この頃は、本当に稼げるようになるのかが不安でしたね。
- 執筆本数(納品ベース):9本(全て構成作成あり)
- タスク案件:25本
- テストライティング:1本
Webライターとして働き始めたときは、タスク案件に応募していました。たまたま継続してタスク案件を発注してくれるクライアントに出会えたため、ある程度まとまって受注できました。
しかし途中から、タスク案件よりもプロジェクト案件の方が稼ぎやすいと考え、プロジェクト案件に絞って応募し始めました。
なぜWebライターになろうと思ったか

私にとって、在宅でできるWebライターは自分の希望をかなえられる、メリットしかない職業です。
すべての主婦(主夫)にとってそうだとはいえないかもしれません。しかし、仕事をしたいけれどどうしたらいいのか迷っている多くの人にとって、やってみる価値のある仕事ではないでしょうか。
ここでは、私が勇気を出してでもWebライターになろうと決意した動機を紹介します。今まさに迷っている方の参考になれば、幸いです。
在宅ワークをしたかった
私はどうしても、在宅で仕事をしたいと考えていました。通勤時間とか朝の身支度の時間とかを節約したいと感じていたから。
私は夫の転勤によって人生3度目の転職をし、出産前までは、後悔するほど通勤時間のかかる職場で働いていました。産後は会社と交渉して、在宅ワークで仕事をしていました。
在宅で仕事をすると、自分で時間を効率的に使えるため、仕事が素晴らしくはかどります。わずらわしい人間関係から一定の距離も保てました。
在宅ワークは体力的にも精神的にも、多くのメリットのある働き方だと実感しています。
子育て中の40代後半という制限があった
会社を辞めても働き続けたいと仕事を探しても、転職先を探すのが難しそうだという現実がありました。
- すでに40代後半であること→正社員はかなり厳しい、パート先も選択肢が少ない
- 保育園児の子育て中であること→保育園の送迎、急な病気に対応する必要がある
- 夫と両親の協力はない→夫は出張がち、両親は遠方のため、ヘルプはない
もちろん、同じような境遇の方も多くいるだろうし、努力して解決している人もいると思います。もっと大変な状況でもこなしている人から見ると、言い訳のようにみえるかもしれません。
それでも私は、自分の体力と精神力が弱いことを理解していたため、在宅ワークを選択しました。
将来性のある仕事がしたかった
在宅ワークの中でWebライターの仕事を選択したのは、将来性がある仕事だと感じたからです。
AIなどがさまざまな仕事を代替する時代がきても、Web記事作成の需要は当分なくなることはないでしょう。それに、ライティング技術はこれから何をするにしても、役に立つスキルです。
ブログ執筆やWebサイト制作、セールス・コピーライティング、企画・ディレクションなど、幅広い分野で活用可能です。
Webライターを始めてみて、どうしてもうまくいかなかったとしても他につながる技術が手に入ると思えば、トライする価値があると考えました。

先の見通しが明るい仕事の方が、やりがいがありそう!
パートに出るのと同じくらいは稼ぎたかった
在宅ワークの中でWebライターを選択した理由は、できるだけ早く扶養内パートとして稼ぎたかったからです。
在宅ワークには、Webデザインやプログラミング、動画制作など、高額の収入が得られるような職種があります。高額の収入を得るためには、それなりの勉強期間が必要です。
将来に備えて勉強時間を取るよりも、すぐにある程度の収入を得たいという欲求がありました。
今は高額収入を得ている現役Webライター50代主婦の方のインタビューで、1年目はクラウドソーシングでタスク案件ばかりでもパート代は稼げたという話を読み、「これならいける!」と決断しました。
新しい分野に挑戦したくなった
私の前職は紙媒体のデザイナーでしたが、ずっと向いていないと感じて仕事をしていました。そのため、新しい仕事は新しい分野にしようと考えていました。
Webライターは未経験から始められること、パート代の収入なら短期間で稼げることに、大きなメリットを感じました。
実際、私の場合はWebライター3カ月目で目標の収入額に到達しました。
未経験Webライターとして勉強したこと

未経験からWebライターを始めるにあたって、早く収入を得るためにできることはいろいろあります。
ここでは私が実践した勉強方法を、トライした順番で紹介します。
現役Webライターのブログを読む
必要な最低限スキルや、身につけておいた方が有利なことは何かを知るために、現役Webライターのブログを検索してみましょう。
実用的なスキルを紹介するブログだけでなく、どんな生活を送っているのか、日々考えていることを日記として書かれている記事もおすすめです。リアルなWebライターの生活が見えると、自分に引き寄せて考えられるため、「Webライターをしている自分」を想像しやすくなるからです。
私の場合は、すでに高額収入を得ている人、まだまだそれほど稼げていない人、ディレクターから見た必要とされるライター像など、さまざまな立場の記事を読み漁りました。そうすることで、Webライターへの転身が現実的に感じられるようになりました。

イメージできるって大事だと思います。
働いているイメージできていれば、違和感なく行動に移せますよ!
自分のブログをつくる
現役Webライターのブログで必ず書かれていたのは、実績を示すためのポートフォリオが必要だということでした。さらに自分のブログがあると有益だということも。
自分のブログを書くことで、執筆の訓練やワードプレス入稿のスキルが身につきます。
私は会社を退職したい、Webライターになろうと決意した直後に、見よう見まねでブログを立ち上げました。目的は執筆経験の蓄積と、ワードプレスの理解、未経験で実績がない自分のポートフォリオとして。
恥ずかしいですが、これがそのとき作ったブログです。構成や校閲もまったく知らなかったころに、とにかくポートフォリオとして活かせるものが欲しいと書き続けました。
Webライティング関連の書籍を買う
自分のブログを書きながら、並行してライティングに関する書籍を読み始めました。まったくのライティング未経験者で不安だったため、Kindleではなく、手元における書籍で読みました。読み返しやすいため、おすすめです。
私が実際に読んだ書籍をご紹介します。
Webライティング教材で実践
書籍を読んでも、実際にWebライターとして記事を書くことに不安がありました。毎日記事を書くことになったら対応できるのか、知らないジャンルでも構成を作れるようになるのだろうか、言葉のバリエーションを増やせるのだろうか……。
そこで具体的な文章の書き方を知るために、教材を手に入れました。
今では迷ったらすぐに読み返す教科書として活用しています。
主婦Webライターの今後の不安

私は現在Webライターを始めてから8カ月目で、もともとの目的であった扶養内でパート代を稼ぐ目的は達成しました。
今後そのままでいいのか、もっと収入を得るのかを判断しなければなりません。
そこで今の私が、不安に思っていることを紹介します。今後同じような思いをされる方にとって、参考になればと思います。
扶養をやめるほど収入を得られるか
私の場合、継続して仕事をいただいているクライアントはすべてランサーズ経由です。直接契約もしていた経験もありますが、先方の都合で執筆が止まってしまいました。
今後単価をアップさせるため、さらに営業活動をする必要があります。しかし、しっかり収入を得るための実力はまだまだ足りませんし、扶養をやめるほどの収入を得られるか不安です。
SEOの実績、ジャンルの専門化をさらに強化して、新しい営業先を探していかなければいけないと感じています。
直接契約をめざしたいけれど不安
以前、直接契約できたのは先方から声をかけていただいたのがキッカケで、自分から営業活動をしたものではありませんでした。
Wantedlyでテストライティングを数件受けてみましたが、実力が伴わず不合格……。
今後、直接契約していかないと単価アップが難しいことはわかっているのに、実力が足りない……。
他にも直接契約ができるサイトに登録しているので、勉強を続けつつ、チャレンジを続けていきます。
仕事時間を増やしていけるか
あと1年ほどで子どもが小学生になったとしても、仕事時間を増やしていいものか、迷いがあります。
私は現在、平日の6時間を仕事に当てて執筆しています。今以上の収入を得るためには、執筆スピードを上げるか、単価アップをしなければなりません。
単純に仕事時間を増やす方法もありますが、育児・家事とのバランスに不安があります。
今後、直接契約ができるかどうかがカギとなるでしょう。子どもが小学生になるまでの1年間、私の努力次第で結論が出るでしょう。

不安だけでなく、楽しいとも感じています。
これからもっともっと頑張りたい!
Webライターは在宅で仕事をしたい主婦におすすめ
在宅で仕事をしたいと考える主婦にとって、Webライターは始めやすく、続けやすく、収入もある程度までなら稼ぎやすい仕事です。
もし、パートを探しているけど行動力がなくて……となかなか積極的に仕事探しに乗り出せていないなら、いっそのことWebライターを始めてみてはいかがでしょうか。
まずは扶養内の収入を目指し、楽しいと感じるなら実力をしっかり身につけ、正社員並みの収入を目指せますよ。
もし向いていなくても、身につけたライティングスキルは、どんな仕事にも役立つものです。「Webライター経験あります」と言える強みも手に入ります。
勇気を出して、最初の一歩を踏みだしましょう。
【Webライター初心者向け】文章を学ぶための教科書があります
Webライターを始めたら「早く書くスキル」を身につけておくとお得です。
Webライターをはじめたばかりの人の多くは、獲得できる仕事の単価が低くなります。ということは、たくさんの記事を書かないと、まとまった収入を得られません。
さらに、わかりやすい文章を書けると、単価の高い仕事を受注できます。
でも、
- どうやって勉強したらいいかわからない
- 書籍やブログの無料情報を見てもよくわからない
という方もいらっしゃるでしょう。
そんな方におすすめの教材を詳しく解説しています。ぜひご覧ください!