主婦Webライターが扶養内で稼いだ金額は?未経験からのステップ

Webライター

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未経験者だけどWebライターって稼げるの?
保育園に子どもを預ける1日6時間でどのくらい稼げる?

Webライターに興味があるけれど、実際のところどのくらい稼げるのか、パートに出るのとどちらがいいか知りたいですよね。

できれば在宅ワークで働きたいから、Webライターを始める根拠を探しているというか、迷っている人も多いでしょう。

厚生労働省の調査(令和4年2月分)によると、パートタイム労働者の平均月収は95,196円で、年収にすると約114万2千円。

これは仮に東京都の最低賃金である時給1,072円(令和4年10月)で計算すると、月平均89時間の労働に相当します。月〜金の週5日として月20日間で割ると、4.45時間です。

夫の完全扶養(所得税も社会保険料もなし)である年収103万円の壁を超えないためには、約月収85,833円までに抑えたい。仮に東京都の最低賃金で計算すると、週5日4時間労働という計算になります。

これらの数字を見て、あなたはどう思いますか?

そこで、気持ちが揺らいでいるあなたに、私の仕事体験をお見せします。

この記事でわかる事は以下の通り。

  • パートに出なくても在宅でパート代は稼げる
  • 扶養内ならすぐにでも稼げる

アラフィフ主婦Webライターの収入の実態

私はアラフィフの主婦ですが、未経験でWebライターを始めました。

以前はデザイナーをしていて、仕事で書くことといえば企画書とプレゼン資料くらい。文字数は少なければ少ないほどいいものばかり。長文を書くことは学生時代以来となります。

でもWebライターを始めて3カ月めで、パート代程度の収入を得られました。

ちなみに私がWebライターを始めた3カ月間の収入は以下の通り。

  • 1カ月目→14,041円
  • 2カ月目→35,488円
  • 3カ月目→86,814円

私の労働時間は、保育園に子どもをあずけている6時間です。途中にお昼休憩1時間を取ります。私の心と体の健康のためにも、この1時間の休憩は必ず確保しています。

育休から復帰するときに、

仕事よりも子どもとの時間を優先することを決めました。

仕事量が増えた3カ月目は、お昼休憩を取れないくらい働きましたが、家事・育児・睡眠などの時間は使いませんでした。

多少忙しくても、外出準備や通勤時間を取られない在宅ワークは私の生活に合っているため、続けてきてよかったと思っています。

ここからは、私のリアルな体験も含めて、パートタイマー的Webライターとして、どんなことを考えながら仕事をしてきたかを解説していきますね。

Webライターとはどんな仕事?

Webライターの仕事内容

Webライターには企業に所属して自社サイトの記事を書くライター、本業を持っている副業ライター、フリーランスのWebライターがいます。

私の場合は、はじめからフリーランスのWebライターとして活動を始めました。

Webライターの仕事は多岐に渡ります。

  • Web記事の執筆
  • Web記事の構成作成
  • Web記事の編集・校正
  • Web記事の入稿(WordPressなど)
  • 画像選定
  • 企業サイトなどのコピーライティング
  • セールスライティング
  • メルマガ
  • 取材・インタビュー など

クライアントとなるのは企業とブログの運営者がほとんどで、掲載するメディアもさまざまです。

すべてのことができれば、マルチなWebライターとして重宝されそうですね。

私はまだまだ、ブログ記事の執筆しか経験がありませんが、それでも在宅ワークを始めて3カ月で8万円を稼げました。

Webライティングスキルをもっと身につけられれば、収入を伸ばせる職種だと感じています。

収入の目安は人による

Webライターは書くことで収入を得ているため、収入額の増減は書く時間量に比例しているといえます。

それに書くスピードや、ライティングの知識などで大きく差が出るため、ある程度は努力してライティングスキルを身につける必要があるでしょう。

Webライターの収入を調べて検索すると、「3カ月で月20万円稼ぐまでのロードマップ」「月50万円を稼ぐ方法を教えます」などが出てくるので、誰もがこんなにも稼げるのかと思ってしまいそうです。

勉強や執筆の時間をどれだけ取れるかは、人によってかなり違います。目標の収入額までの道のりは、それによって大きく変わってくるため、自分のペースで成長していきましょう。

Webライターで稼いでいくための仕事量目安

例えば月10万円稼ぎたいなら、1カ月に働く時間を20日間とすると、1日に5,000円分の執筆が必要です。

稼ぎたい金額100,000円 ÷ 20日間/1カ月 = 5,000円/1日

計算上では、1文字1円で3,000文字の仕事であれば、1日2本以上の記事を書けばクリアできます。

しかし実際はリサーチの時間がかなりかかったり、1日2本を毎日書くほど仕事が受注できなかったり、計算通りにはいきません。

解決するためには、文字単価を上げることと、執筆スピードを上げること、効率よくリサーチすることです。そのためにはライティングの知識の習得、書く鍛錬をしていく必要があります。

Webライターで稼ぐためのコツ

文字単価を選ぶ

クラウドソーシングには文字単価0.1円から5円ほどまで、幅広い案件があります。

ただ1円以下の募集が多く、初心者は執筆をこなしていく自信もついていないことから、低い単価の募集に応募しがちです。

私は意識して、登録当初から0.7円以上〜1円の案件に募集しました。がんばって書いても、お金にならないのはイヤだったからです。

何時間もかけて書いた記事が1,000円にしかならないなんて、やる気がもたない……

時給にしたら数百円なのは仕方ないとしても、あまりにも受注金額が安いと、心が折れてWebライターを続けられなくなると判断しました。

初めての受注は文字単価1円以下でしたが、その後は1円以上の受注ができています。

時間という制約の中でパート代程度を稼ぐなら、文字単価を意識して、応募案件を選びましょう。

プロ意識を持つ

クライアントは採用したWebライターが、クオリティの高い記事を書いてくれるかどうかを見ています。初心者であってもプロとして、記事には一定の品質が必要です。

  • 納品する記事の誤字・脱字・レギュレーションのチェックを完璧にする
  • 記事の内容が依頼された意図に沿っているかを確認・推敲する

これらはプロとして依頼された以上、しっかりと行いましょう。

校正チェックのポイントについては、別の記事で詳しく説明せしているので、参考にしてみてください。

私が何度かクライアントに指摘されて「しまった〜」となるのは、見出しとその後に続く内容が微妙にズレるミスです。読者は見出しで大まかな内容を把握するため、内容が違うと感じると読みずらく感じます。

これは文章の型をしっかり使えば解決できます。

見出しのすぐ後に結論の文章を入れて、簡潔な文面にすることが必要だとわかっているはずなのに、ついつい忘れるときがあるんですよね。

こちらも詳しく説明しているページがあるので、ぜひご覧ください。

さらに、

  • 自分が書く記事は、どのような目的のために依頼されているのか
  • 読者にどんなアクションを起こして欲しいのか

といったことも考えながら、記事を書いていくことが大切です。ただ「書きました」といった記事では、クライアントは継続して仕事をしたいと思ってくれません。

そのとき持っているチカラの限り、全力で執筆しましょう。

クライアントとの関係づくり

同じクライアントから継続して仕事をもらえると、応募する時間を短縮できるため、執筆時間を増やせて収入が安定します。

そのためにはクライアントとの関係を、できるだけ良好にしていきたいものです。

具体的には、連絡事項への返信を早くしたり、細心の注意を払った対応・文面を心がけましょう。

たまに記事のフィードバック(修正依頼など)で、乱暴な言葉づかいのクライアントや、連絡がなかなか取れないクライアントがいますが、プロである以上はしっかりと対応しましょう。どうしても嫌なら、次の仕事を断ればいいのです。

Webライターはクライアントと対面せずに依頼を受けることが多いため、テキストコミュニケーション能力が必須です。

顔を合わせないとささいなことで誤解が生じやすいため、文面は丁寧すぎるくらい丁寧に書くことをおすすめします。

こちらが礼儀正しく対応していれば、クライアントも丁寧に返してくれますよ。

Webライティングのスキルアップ

短時間で効率よく収入を得るためには、Webライティングスキルを向上させましょう。

Webライティングには独特のルールがあります。

書籍と違い、流し読みされることが前提であるため、見た目も内容もわかりやすさが強く求められます。

  • ひとつの文の長さは60文字まで
  • 漢字とひらがなの割合は3:7
  • 2〜3行ごとに改行を入れる

などは、以前引き受けた案件のレギュレーション(執筆ルール)に書かれていたものです。今では他の案件でも、この指示を参考にして執筆しています。

さらに執筆スピードや構成作成力があると、応募できる案件の幅が広がるため、Webライティングのスキルをどんどん伸ばしていきましょう。

得意分野をつくる

執筆の得意分野・ジャンルをつくると、執筆スピードは確実に早くなります。

得意分野であれば、リサーチにそれほど時間をかけなくても記事を書いていくことができます。

Webライターを始めたばかりの頃は、趣味や興味があること、これまでの人生で経験したことなどのジャンルに応募してみましょう。

ただし、収入をアップするためには、初めてのジャンルをリサーチしながら書くスキルが必要です。まったく知らない分野でも、チャレンジしていくと意外に書けるようになっていくものです。

私の場合、経験のある子育てや転職ジャンルの案件に応募しましたが、全然仕事がもらえませんでした。書きやすいジャンルは応募者数が多く、実績がないと合格するのが難しいのでしょう。

そこで、前職のクライアントに注文住宅の会社があったので、ちょっと知ってるくらいの感覚で住宅関連の案件に応募してみたら、2件も受注できました。

一度に2件も!?
うれしいけど不安……でもやるしかない!

仕事をもらったはいいものの、ほとんど知識がなかったためリサーチが大変で、必死に執筆しました。

あのとき頑張って乗り越えたおかげで、現在2社とも、継続して仕事をもらっています。

SEOを勉強する

Webライターをしていると、SEOは避けては通れない重要なスキルです。

SEOを適切に行い、Google検索の上位表示ができると、記事が読まれる可能性がかなり高まります。

SEOで実績を出せたWebライターは、文字単価が格段に上がるため、少しづつ勉強していきましょう。

Webライターで稼ぐためのステップ

時間制限がある中で収入を得るためには、効率よく受注することと、文字単価をあげていくことが重要です。そのための対策を3つ紹介します。

クラウドソーシングで実績づくり

上記に単価の低い仕事はしない方がいいと書きましたが、初仕事はどんな単価でもいいので、まずは1件受注しましょう。

1件でも記事を書く経験をすれば、仕事の流れや自分のペースなどが見えてきて、仕事を請け負うことに自信がつきます。

仕事を受注しやすいクラウドソーシングに登録をして、最初のハードルを乗り越えましょう。長文に自信がない場合は、500文字程度のタスク案件に応募するのもおすすめです。

クラウドソーシング「ランサーズ」

クラウドワークス

そして次の受注からは実績づくりを意識してみましょう。単価の高い仕事を得るためには、実績を見せることが1番効果的です。

クライアントに対して、記事を納品するたびに実績として使用していいか、許可をもらってください。書いた記事はクライアントに所有権があり、勝手に利用すると信用を失います。最悪の場合、訴えられることも考えられるため、必ず確認しましょう。

ポートフォリオをつくる

実績が3件ほどできたら、ポートフォリオをつくりましょう。

ポートフォリオとは、Webライターの実績やライティングスキルがわかる「作品集」のことです。ほとんどのクライアントがポートフォリオを見て、仕事を依頼するかを判断しています。

ちなみに私のポートフォリオは、装飾もほとんどないシンプルなものです。それでも継続案件を受注できています。

内容は、クラウドソーシングで登録したプロフィールなどを修正したものでも大丈夫。

自分のブログやnoteなどにポートフォリオのページをつくると使いやすいでしょう。今後の応募にはポートフォリオのURLを貼り、実績をアピールすると、より受注しやすくなります。

自分のブログは記事のサンプルとなります。クライアントに対して、ポートフォリオと一緒にライティングスキルを示せるため、さらに売り込むことができますよ。

そして実績として掲載できる記事を、さらに増やしていきましょう。その中で評価された記事や渾身の記事を追加するなど、ポートフォリオはどんどん書き換えていきます。

ポートフォリオで自分の実力をアピールし、高単価の仕事を受注していきます。

クラウドソーシング以外の仕事を獲得する

実績がたまり、記事づくりにある程度慣れてきたら、クラウドソーシング以外の仕事を探すといいでしょう。

クラウドソーシングは16〜20%のシステム手数料を取られるため、同じ内容の仕事をしても、直接契約の方が高い収入を得ることができます。

探す方法はTwitterで「#Webライター募集」を検索したり、大手メディアのライター採用ページから応募できます。

ブログにポートフォリを用意しておくと、スカウトがくる可能性もありますよ。

Webライターでパート代は稼げます

Webライターで稼ぐためのコツをまとめます。

  • 文字単価を選ぶ
  • プロ意識を持つ
  • クライアントとの関係づくり
  • Webライティングのスキルアップ
  • 得意分野をつくる
  • SEOを勉強する

私はこれらを実践して3カ月後には、パート代ほどの収入を得られました。

在宅しながらの仕事のため、時間的にかなり余裕ができて、保育園の送迎や家事がラクになりました。そのため精神的にもゆとりができ、イライラすることも減りました。

私はWebライターを選択して、心から良かったと思っています。

もし、通勤が必要な仕事と、家事・育児・介護などの両立に疲れ果てているなら、在宅でできるWebライターを検討してみてはいかがでしょうか。

【Webライター初心者向け】文章を学ぶための教科書があります

Webライターを始めたら「早く書くスキル」を身につけておくとお得です。

Webライターをはじめたばかりの人の多くは、獲得できる仕事の単価が低くなります。ということは、たくさんの記事を書かないと、まとまった収入を得られません。

さらに、わかりやすい文章を書けると、単価の高い仕事を受注できます。

でも、

  • どうやって勉強したらいいかわからない
  • 書籍やブログの無料情報を見てもよくわからない

という方もいらっしゃるでしょう。

そんな方におすすめの教材を詳しく解説しています。ぜひご覧ください!